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●ボンバードラミの馬的着付け的音人生 (^-^)/
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moonというまだ若い平成17年生まれのハフリンガーという種類の馬とのこと。
http://www.arfarm.net/ARF_Moon.html

悔しくて泣くというのはよくあるが、感動のあまり泣くというのは今回が始めてでこれはまさに記念すべき日であった。

馬の性格は色々だ。人懐っこいのから、警戒心が強いのまで様々であ。
馬の数だけ性格がある。
しかし「乗馬」と区切った場合、馬には3種類の性格がある。

1)馬も人も複数で先生がいる場合の馬。
2)馬が一頭で人と先生がいる場合の馬。
3)馬と人一対で先生もいない場合の馬。

馬は関係性によって動く動物である。
他の馬も動くなら自分も動く、というように流されやすい性質を本能的に持っているのである。
最初通った乗馬センターでは1)しか体験できない。
これで馬が動かせるようになったと思うのは完全な思い込みであると3)をするようになって気付くのだ。
最近通い始めたクラブでは、広い馬場で馬とわっちだけで放置されるという試練を体験している。
合図がはっきりしていないと、騎座がしっかりしていないと、馬に何も伝わらないと知る。
初めのうちは、蹄跡(轍)に馬を出すことさえできず、馬場の真中で馬に「ぼーっ」っとされてしまう。

出来るならいつまでも寝ていたい、というのも愛すべき馬の本能の一つだ。

先生がいるというのも馬との直接のコミュニケーションをとる上では障害になるようだ。
先生がいると騎乗者と馬が両方同時に先生に調教される。
馬も騎乗者も常に先生のほうに全神経を傾けているため、自分の力量以上のことができてしまうのだ。
馬も「やべっ!いうこときかなきゃ怒られる!!」
と思うから、先生が声を上げると
「やりますやりますやりますっ!」
あからさまに動きがよくなる。

一対で乗ると、馬がわっちに完全に注目しており、わっちも馬に完璧な指示を送ってやらないとだめなのだ。

常に馬に語りかける。
「よしじゃぁまずはナミアシね。」
こうしてしばらくウォームアップをしながら、
「んじゃ、軽速足してみよ?」
と促す。
出来たら止めて、「よしよし~よくできたよね~すごいなぁ」
とほめる。
「もう一回やってみる?」
でやれたらまたほめる。
逆回りもしてみる。
褒める。
途中で小さな円を描くような図形運動を入れてみる。
出来たら常に褒める!!!

こんなの簡単じゃん?
と思われるかもしれない。
しかし、馬場の真ん中で「ぼーっ」、から始まってここまでの道のりは決して平たんではない。

先生や他の馬がいればいともたやすく出来る運動が一対になると信じられないくらい大変なのだ。

この日初めてmoonを通して、馬が人とコンタクトを取ろうとしているという当たり前のことを実感した。
「もう一回やってみよか?」
の問いに嬉々として、「やるやるやる~。」
と動いてくれる時の想像を超えた喜びと感動。

今までも乗馬にハマっていると思っていたが、乗馬にハマるとはこういうことなんだと改めてハマりなおしてしまった。
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profile
ボンバードラミ

10月1日火曜日生まれ
天秤座 A型 寅年

職業:天職探し中
趣味:考えること
気質:ゾウ的
着物を着て、馬に乗って、作った音源を売り歩く。
そんな夢を実現するために格闘悶絶,抱腹絶倒,七転八倒三歩進んで五歩下がる日々を恥も外分もなく送る生き物。


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