●ボンバードラミの馬的着付け的音人生 (^-^)/
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今月から人に着せる稽古が始まった。
とはいうものの、まだ1回しか行けていない。
記念すべき春一番の吹いた日の稽古が「初人着せ」とあいなりまして、風の強さとあいまって心がフワフワ躍るようだった。
人に着せるのは自分が着るのと全てにおいて手が逆になる。
さらに人は自分とは違う体型だから色々と勝手が違う。
ここの着付けの極意。
誰でも最低限の綺麗さ、当たり前の普通の出来栄えを前提に、様々な決めごとがある。
この線は足袋と足袋の間、巻き込んだら5センチ上げる、襟は指一節半とる、裾は床に3センチくらい引きずるとか、そういう細かい約束が何十個、経験が増すほどに何百個と増えていく。
もしかすると、やってもやらなくても、誰も気づかないようなことかもしれない。
それでもやはり7年選手10年選手を見ると、何かが決定的に違う。
はっきりとあるラインが出てくるのだ。
ぎりぎりの緊張感を持ったラインが随所にせめぎ合っている感じとでもいおうか。
そのラインの戦いは、ふんわり上品なのにきりっとシャキッとして、痩せてすっきりした印象を与える。
わっちなどは一歩間違うと、ぞろぞろダラダラなのにきつそうで結果下品という印象を与えてしまう。
いわゆる理想と現実が真逆現象が起きてしまうのだ。
で結局音楽に立ち返ってみると、「ゆったりなのにスピーディー」になるはずが何か一つボタンを掛け違うと、「もっさりなのにバックをどんどん追い抜いてテンポだけ早くなるという凶悪な演奏」ができあがっちゃうんだということがわかる。
着付けにおけるゆったりラインを決める要素としゃっきりラインを決める要素はどこにあるか。
まずしゃっきりは確実に襟元に現れる。
襦袢と着物の襟は鋭利なⅤ字を出したい。V字の両サイドは首とぴったりくっついていると上品さアップ。離れているとだらしなさアップ。下品さアップ。
着物の裾にも現れる。
裾は床から5センチ上がっている。それを支えるのは腰ひも一本。
そこに得も言われぬ緊張感が生み出される。
チョンと触ったらはらりと崩れ落ちるような砂の城がごとき脆さのもたらす緊張感。
セクシーな芸術です。
帯が、前から見た時、まっすぐに腹に横文字に通っているのではなく、中心は低く、脇へ向かうほど高くなるような、うっすらⅤ字を描くと、帯から上の胸の部分が横長でなく縦長に見える。このような工夫が体を細く見せるコツ。
着付けも馬も音楽も全部そう。
「目(耳)くらましの芸術」
着物をうまく着ていくら細く見えても体重変わらないし!!
見えてほしいように見せることが出来るようになりたい。
どう見えてほしいと思っているんだろ。
着物に関してはふっとっては見えたくないな。
ただでさえ色々巻きつけて実際は明らかに膨張しているわけだから・・・。
今回の先生の指摘は腰布団を作り直せというものだった。
窪んだ場所を補正するための腰布団が、出っ張っている所にあったってしまっているために、凸の上にまた凸=デブ
恐ろしことになっているらしい。
首のところから襟が抜けすぎるのも悪い癖。
着付けなかなか一筋縄ではいかないです。オモロ~。
帰りの電車は春一番の影響でストップしており、タクシーを拾おうと駅前の大通りで立ちすくんでいると、交差点のど真ん中でおじさんの乗った自転車がガッシャリ倒れて、籠の中からトイレのすっぽんやら、カンカラやらがらがらおもちゃ箱をひっくり返したように出てきて道いっぱいに広がって大変でした。
「主観的な人生は悲劇に満ちているが、客観的に見れば大いに喜劇である」
みたいなことを誰かが言ってたよなぁ。
とはいうものの、まだ1回しか行けていない。
記念すべき春一番の吹いた日の稽古が「初人着せ」とあいなりまして、風の強さとあいまって心がフワフワ躍るようだった。
人に着せるのは自分が着るのと全てにおいて手が逆になる。
さらに人は自分とは違う体型だから色々と勝手が違う。
ここの着付けの極意。
誰でも最低限の綺麗さ、当たり前の普通の出来栄えを前提に、様々な決めごとがある。
この線は足袋と足袋の間、巻き込んだら5センチ上げる、襟は指一節半とる、裾は床に3センチくらい引きずるとか、そういう細かい約束が何十個、経験が増すほどに何百個と増えていく。
もしかすると、やってもやらなくても、誰も気づかないようなことかもしれない。
それでもやはり7年選手10年選手を見ると、何かが決定的に違う。
はっきりとあるラインが出てくるのだ。
ぎりぎりの緊張感を持ったラインが随所にせめぎ合っている感じとでもいおうか。
そのラインの戦いは、ふんわり上品なのにきりっとシャキッとして、痩せてすっきりした印象を与える。
わっちなどは一歩間違うと、ぞろぞろダラダラなのにきつそうで結果下品という印象を与えてしまう。
いわゆる理想と現実が真逆現象が起きてしまうのだ。
で結局音楽に立ち返ってみると、「ゆったりなのにスピーディー」になるはずが何か一つボタンを掛け違うと、「もっさりなのにバックをどんどん追い抜いてテンポだけ早くなるという凶悪な演奏」ができあがっちゃうんだということがわかる。
着付けにおけるゆったりラインを決める要素としゃっきりラインを決める要素はどこにあるか。
まずしゃっきりは確実に襟元に現れる。
襦袢と着物の襟は鋭利なⅤ字を出したい。V字の両サイドは首とぴったりくっついていると上品さアップ。離れているとだらしなさアップ。下品さアップ。
着物の裾にも現れる。
裾は床から5センチ上がっている。それを支えるのは腰ひも一本。
そこに得も言われぬ緊張感が生み出される。
チョンと触ったらはらりと崩れ落ちるような砂の城がごとき脆さのもたらす緊張感。
セクシーな芸術です。
帯が、前から見た時、まっすぐに腹に横文字に通っているのではなく、中心は低く、脇へ向かうほど高くなるような、うっすらⅤ字を描くと、帯から上の胸の部分が横長でなく縦長に見える。このような工夫が体を細く見せるコツ。
着付けも馬も音楽も全部そう。
「目(耳)くらましの芸術」
着物をうまく着ていくら細く見えても体重変わらないし!!
見えてほしいように見せることが出来るようになりたい。
どう見えてほしいと思っているんだろ。
着物に関してはふっとっては見えたくないな。
ただでさえ色々巻きつけて実際は明らかに膨張しているわけだから・・・。
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窪んだ場所を補正するための腰布団が、出っ張っている所にあったってしまっているために、凸の上にまた凸=デブ
恐ろしことになっているらしい。
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着付けなかなか一筋縄ではいかないです。オモロ~。
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「主観的な人生は悲劇に満ちているが、客観的に見れば大いに喜劇である」
みたいなことを誰かが言ってたよなぁ。
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■7/29(mon)
吉祥寺mandala2
ボンバードラミ(vo gt)
西海しげる(gt)
越智泰彦(eb)
start 20:00~¥2000
⇒都内ツアーのスケジュール詳細
⇒my space音楽配信
⇒youtube風に還る日
⇒youtubeニレの木祭り
⇒youtubeニレの木祭り2
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