●ボンバードラミの馬的着付け的音人生 (^-^)/
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小三治と前座の違いは何だろうと思ったとき。
(前座と比べてごめんなさい。^^;)
ふと笑わそうとしているかいないかだなと思った。
AといってBといってからCと言えば落ちる。
これが笑い所だという気負いのようなものが言葉に与える
リキミのようなものが結局客を離してしまう。
前座さんを聴いていると
表層の技術が未達だという事以外にも
そういう心構えみたいなものが見えてしまう。
今から笑わせますんでどうぞよろしくみたいな事ですね。
そうすると不思議なくらい、突っ込みの台詞が滑っていく。
そこに照準を合わせてリキミがきつくなるから言葉もかみ易くなる。
ここで笑いどころですよ、どうだ!とやって滑って笑いがこないもんだから
更に焦るという悪循環。
だから能動的にあきらめて突き放して噺に身を委ねるという。
これはただのあきらめる。やめた!ってんではないから逆に難しいのだ。
能動的あきらめ体制に移行できるためには絶対的自信が必要で
それを支えるのが技術なんだと思う。
その境地に行くための技術なのであって、
ただ「技術有りますでしょう」 というのではかえって鼻につく。
なんのための技術なのかと言う事を理解しない技術は
結局意味のない技術だけど
だから技術がなくてよいという短絡に陥ってはもっと行けない。
だから最近歌わないように歌わないようにと気を使うけど
そもそも歌わないようしたらそこらの素人以下になってしまうという
技術不全が付いて回る。 恐ろしい(^^;)
あきらめの境地に入りましたと言って
素人演芸みたいなものをさらしているのが音楽業界であり
それを応援して育てるというのがお客さんの有り様だと言うなら
こんなにないがしろな事はない。
落語がすばらしいのは一回の演芸を見に行くと
グラデーションでトップダウンが見られる事だ。
前座が独演会をやったって誰も見に来ない。
だけど誰かの弟子で前座をつとめるという事で
たくさんの客の目に触れ、許される機会がある。
音楽業界には二つ目あたりをうろうろしている輩(私だけど) が多すぎる。
だけど誰の弟子でもないから落語のようなライブの組み方は出来ない。
二つ目が独演会をやって埋まるのは三三くらいのもんで
(そういうことやってたかどうか?)
よく音楽と落語がにてるようなことを言うけど
圧倒的に音楽が遅れを取っているという気がしてならない。
その原因の一端をシステム不全が担っているのではないか。
前座が大量の客を背負うことが前座の時代から許されるというのが
何よりも重要であり、 そこでは前座が育つだけではなく
客もそういう技術不全の不完全未発達なものを許容していく事を学ぶ。
そういう箱と客とやり手のシステムのようなものが
音楽業界にないのは業界を先細りさせる要因の一つだと痛感する。
(前座と比べてごめんなさい。^^;)
ふと笑わそうとしているかいないかだなと思った。
AといってBといってからCと言えば落ちる。
これが笑い所だという気負いのようなものが言葉に与える
リキミのようなものが結局客を離してしまう。
前座さんを聴いていると
表層の技術が未達だという事以外にも
そういう心構えみたいなものが見えてしまう。
今から笑わせますんでどうぞよろしくみたいな事ですね。
そうすると不思議なくらい、突っ込みの台詞が滑っていく。
そこに照準を合わせてリキミがきつくなるから言葉もかみ易くなる。
ここで笑いどころですよ、どうだ!とやって滑って笑いがこないもんだから
更に焦るという悪循環。
だから能動的にあきらめて突き放して噺に身を委ねるという。
これはただのあきらめる。やめた!ってんではないから逆に難しいのだ。
能動的あきらめ体制に移行できるためには絶対的自信が必要で
それを支えるのが技術なんだと思う。
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結局意味のない技術だけど
だから技術がなくてよいという短絡に陥ってはもっと行けない。
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前座が独演会をやったって誰も見に来ない。
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音楽業界にないのは業界を先細りさせる要因の一つだと痛感する。
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